11月を迎えて
空に浮かぶ雲が巻層雲(すじ雲)や巻積雲(うろこ雲)に変わるとともに、イチョウの葉が色づき始め,秋が深まっていることが実感できるこの頃です。
園庭のサクラの葉も徐々に色づき始めています。夏の間,一生懸命に光合成をして栄養分を作り出してくれたサクラの葉。思わず「お疲れ様」と声をかけたくなります。園庭に落葉した赤色や黄色のサクラの葉を,子どもたちは大切に集めていくのでしょうね。
さて,10月には「運動会」,「芋掘り遠足」,年長さんの「女木島洞窟探検」と大きな行事がありました。
4年ぶりに全園児で行うことができた「運動会」!
神様のお恵みでしょう、青空のもと行うことができました。
年長さんのマーチングから始まった演技や競技。
一生懸命に取り組む子どもの姿に感動を覚えたのは,私一人ではないでしょう。
子どもたちは,演技や競技をやりきったことによって得られる達成感を充分に体得したのではないでしょうか。
運動会が盛会のうちに終えることができたのも,運動会を支えてくださった役員の方々やご協力いただいた保護者の方々のお陰だと思います。本当にありがとうございました。
香南アグリームで行った「芋掘り遠足」。
パッと見た目には何もないように思える畑。
その畑にスコップを入れると,とても大きなお芋が一杯出てきました。
春にはとても小さかったサツマイモの苗。その苗が,養分豊かな土とサンサンと降り注ぐ太陽の光によって,大きな芋を育てあげました。
自然の大いなる恵みを子どもたちは,今回の芋掘り遠足を通して学んだのではないでしょうか。
10月25日(水)に年長さんと行った「女木島洞窟探検」。
女木島に向かう「めおん」が桟橋を離れる時から,子どもと保護者が手を振り合う光景が見られました。その光景を見ながら、まだ宇高連絡船が高松と宇野の間を運航していたとき、保護者のもとを巣立って就職先や進学先に旅立って行く子どもたちの見送りの光景と重なってしまいました。
いつかは保護者のもとを巣立っていく子どもたち、その時のことを常に思い巡らしながら、今日という日を大切に送って頂けたらと思います。
それぞれの行事を通して,子どもたちが一歩一歩成長してくれることを願っています。