2月の保育
− 2月の園長先生のお話 −
日の出前のクウちゃんの散歩時に,東の空に明るい星を2つ見ることができます。一つは地球のすぐ内側を公転している「金星」,もう一つは太陽系最大の惑星である「木星」。木星のすぐ南側に夏の星座で有名な「さそり座」が出ています。星がきれいに見えるこの時期,星を見ながら宇宙の広さに触れてみるのも良いかも知れません。
先日テレビを見ていると,やせ細ったシロクマの映像が流れていました。北極海の氷が溶けてアザラシ等のえさをとることが出来ず,やせ細ったとのことでした。「地球温暖化」がいわれて久しくなります。「地球温暖化」をもたらしている主要な原因が温室効果ガスである二酸化炭素であることは多くの科学者が認めるところです。「地球温暖化」が進めば,地球全体の気候が大きく変わり,動植物等の生命体が今まで住んでいたところで住むことが出来なってしまいます。動植物等の生命体には,人類も当然ながら含まれます。神様から英知を授かることによって食物連鎖の頂点に立っている私たち人類には,地球上のすべての動植物が幸せに生活していけるように,常に配慮しながら様々な活動を行っていかなければならない責務があると私は強く思っています。その責務をしっかり果たすことが,私たち人類の「将来にわたっての幸せ」にもつながるのではないでしょうか。
さて,子どもたちは今,2月16日(土)に行われる音楽会に向けての練習に取り組んでいます。各お部屋からは,様々な楽器の音が聞こえてきます。練習の様子を見たり,子どもたちの楽器の音を聞いたりしながら心を丸くしている私です。
2月12日(火)からカトリック桜町教会の耐震改修工事が本格的に始まるとの報告を受けました。子どもの安全をどのように確保するのか等を含め,工事担当業者との詰めを行っています。登園時や降園時にご迷惑をおかけすることになるかも知れませんが,よろしくお願い致します。詳しいことについては,後日お手紙でお知らせします。