7月の保育
− 園長先生のことば −
「かみさまの喜ぶことってどんなこと?」
いよいよ7月になりました。1学期もあとわずか。新しい子どもたちを迎え始まった2013年度です。生活の流れもわかってきたようです。身支度も最初に比べたらスムーズに行えるようになっています。笑顔も増えました。ご家庭では、どうですか?
ところで、年長になるとかみさまのおはなしがあります。これまでに、かみさまが人間のために、どれほどよいものを準備しお与えくださっていたのかということを聞いてきました。そして、人間がどう応えたのかを。そんな中で、いったいかみさまは、どんなことをよろこばれるのかを考えてみようということになりました。お友達と相談したりしながら、今度のお話のときには、発表をしてもらうことになったのです。子どもたちは、どんなことを考えているとおもいますか?
・ひとにやさしくする。
・みんなにいいことをする。
・おともだちとなかよくあそぶ。
・みんながなかよくする。
・けんかをしないようにする。
・おともだちのいやなことはしない
・ひとのためにいろんなことをしてあげる。
・むずかしいことでもちょうせんする。
・しあわせになる。
・うそをつかない。
・おかあさんのいうこと、せかいじゅうのみんなのいうこと、かみさまのいうことをきく。
ということがでてきました。いかがですか。ちゃんとおかあさんのことも、考えられていますよ。子どもたちの中から出てきたもので、「しあわせになる」というのがありました。本当にそう思います。ところで、「しあわせ」ってどんなことを思い言っているのか聞いてみました。すると、楽しいこと、ゲームで遊ぶこと、商品名を言っておりましたが買ってもらうということを言っておりました。「しあわせ」ということが、楽しいとか、まだゲームをするとか、物を買ってもらうというところ止まりなのが残念ですが、「しあわせになる」ということ、そのものが出てくるとは思いませんでした。年長ともなれば、だいたいの善悪の判断はつきます。普段から言われていることなのでしょう。意識の中には、しっかりと入っているようですね。私たち一人ひとり子どもの前で恥じることのない存在でありたいですね。
かみさまの祝福のうちに、子どもたちのしあわせを願って!!