3月の保育
− 園長先生のことば −
厳しい寒さが続きましたね。でも、春は確かに訪れています。梅の花が咲き始めました。やなぎの木にも新しい小さな葉が見えます。でも、北の国では、雪が何メートルも積もって大変な生活をしておられます。東北の幼稚園の子どもたちは、どうしているでしょう?外で遊べないし、きっと困っていることでしょう。
「もっとも小さな者の一人にしたのは、わたしにしたのである」 (マタイ25の40)
先日、皆様方は、おもちゃの無い友達のために、持っているおもちゃの中から、幼稚園に持ってきてくださいました。本当にありがとうございます。今インドとフイリピンの田舎の貧しい子どもたちのために送る準備をしています。
他の幼稚園も協力してくれましたので一緒に送ります。子どもたちが他の子どものことを考えて自分のものを差し出したことは、大きなことです。聖書の言葉のように、それはイエスさまにしたことです。イエス様は今も最も小さなものとして、私たちの所におられるからです。
3月、年長児の子どもたちは、もう小学校へと小さな胸をふくらませていることでしょう。大きく成長したことを感謝しましょう。卒園してからもいつも神さまが共にいてくださり、見守ってくださいますようにお祈りしています。進級する年中、年少組のみなさんはこの1年で多くの事を学びました。来年も元気に幼稚園にきてください。
ご家庭の皆様方にはこの1年間、本当にありがとうございました。皆様方の温かいご理解とご協力に心から感謝いたします。
卒園される年長児の保護者の皆様、これからも聖母幼稚園を温かくお見守りください。在園児の保護者の皆様、来年もよろしくお願いいたします。