3月の保育
−3月の副園長先生のことば−
3月は新しい季節を前に準備の時、一年間の総決算の月でもあります。
保護者の皆さまのご協力により、園も平成23年度を無事に終えることができそうです。本当にありがとうございます。皆さま方、ご家庭の上にも神さまの豊かなお恵みがあることを、日々、心よりお祈りしております。
さて、子ども達にとっても、また保護者の皆さまにとっても、この一年はどうだったでしょうか。素直に、感謝でき、喜べる時だったでしょうか。中には理不尽なことも多々あったかもしれません。それでもそれを乗り越える力をいただき今日に至っていることでしょう。なぜ?とかわからないということは本当にたくさんあります。どんなに精一杯やっても通じないことも残念ながらあります。それでも、それでもあきらめずに人間の力を超えた存在を信じ、進んで行かれることを望みます。これはもうすぐ卒園する年長児の子ども達に神さまのおはなしをしてきたことは、決して見捨てることのない方がおられ、どれだけ大切に一人ひとりのことを思っているのかということを感じて欲しいと思いました。
幼い時の経験は後になればどうであったのかということは、記憶から忘れ去られるでしょう。目に見てどうこうということがないかもしれません。それだけに、保護者の皆さまにも目に見えることだけではなく、目に見えない子ども達の心のはたらきにも心を留めていただきたいと思うのです。毎日の生活は、大変なことでしょう。可愛らしいことを言うだけでなく、反抗もするようになり、少しも言うことを聞かないということも出てくるでしょう。そんな一つひとつをお子さんと向き合い、大変ではあるけれども、かけがえのないこの時を楽しんでいただけたらと思います。
年少、年中、年長、それぞれの子ども達が4月には、一学年大きくなることを楽しみに、喜びをもって迎えることができるよう、大切に過ごしていきたいと思います。