3月の保育
−3月をむかえて−
梅の花が咲き、道を歩いていると、春が近づいたことを感じさせてくれます。早春の美しい季節はなにか神秘的ですね。
先日の年長児のお別れ遠足は珍しく雪が降り続いた後でしたから、2月16日の屋島は大変きれいでした。まだ雪が残っていたので子どもたちは屋島の雪で大喜びでした。子どもたちと共に遊びながら、私は年長児の子どもたちの素晴らしい未来を夢見ていました。美しい雪、それは子どもたちの善い行いにたとえられるでしょう。自分の幸せと他人の幸せのために一生懸命にそれぞれの役割を果たすこと、その実現のために祈っていくことは子どもたちがしっかりとした人生を歩んでいくために不可欠のことでしょう。
子どもたちは音楽発表会の練習を通して、友だちと協力したり、お互いの楽器の音に合わせたり、それぞれの楽器の音のちがいや美しさに気づいたことでしょう。一つの曲を演奏するための努力と友達との協力がどれほど必要かも体験したことと思います。
3月は一人ひとりの子どもが大きくなったことを感じる月ですね。身体も心も成長し、年長児の卒園式ももうすぐです。年長児のみなさん、そして保護者の皆様、「おめでとうございます!」小学校ではまた新しい友達もたくさんつくり、仲良くしてください。皆さん一人ひとりは神様が「良し」としてくださった大切な存在であることを忘れないようにしてください。
年中、年少児の皆さんも大きく成長しましたね。はじめは出来ないことがたくさんあったけれども、今では一人で出来るようになりました。毎朝「神様、ありがとうございます」とお祈りしている子どもたち、この子どもたちの成長と未来を神様に委ね、私たち大人も子どもたちとまた自分自身のためにも祈りたいものです。
最後に皆様にお願いしたいこととして、皆様が当園を選び、お子さんの入園を決められたのは、子どもたちが、心も身体も大きく成長することを希望されたからでしょう。当園ではさらに卒園後もこのことの実現を継続していくために「土曜学校」を実施しています。元気な身体と豊かな心を育てるために聖書のお話や遠足、キャンプ、お誕生会、クリスマス会などを計画しています。3月初めに「お知らせ」を配布いたしますので大勢の子どもたちの参加をお待ちしています。
最後になりましたが、保護者の皆様方にはこの一年間の当園に対するご協力を心から感謝いたします。本当にありがとうございました。