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園長先生のおはなし

2008年10月の保育

−平和の祈り−

 10月4日は、アシジのフランチェスコという聖人の祝日です。彼は今から900年ほど前、イタリアのアシジという町の豪商の息子でありながら、すべてを捨てて貧しく生きる中で神と一致した聖人です。私は10月になると、彼の霊性と心の平和ということを考えます。

 こんな話を読みました。あるインドの哲学者が、自分の心の中には2匹の生き物が住んでいると言いました。その1匹は猛獣のように猛々しく、自分中心、争ってでも自分が勝ちたいと思う動物。もう1匹は、おだやかで素直、みんなと平和に過ごすことが喜びである動物だと。その話を聞いていた若者が彼に尋ねました。「あなたの中で、どちらが勝つのですか」。哲学者は答えました。「それは、私がどちらに糧を与えるかによります」。

 自分がいい立場にいたいという思いは、誰にでもあるでしょう。また同時に、周りの人たちと和を保って生きていたいという気持もあるでしょう。その両方があるのが、私たち人間だと思います。それが背反するのが人間だと思います。

 でも、「わたしは、ほんとうにどう生きていたいのか」を考えるとき、そのどちらに「糧を与える」のか。人を無視しても自分を優先するのか、自分を支えてくれている、周りの人たちを大切にするのか。本当は、両方が同時にかなえられればそれに越したことはないのですが、それが難しいのが現実です。

 そういう私たちの現実、本音の思いはありますが、清貧に徹し、心の平和を祈り続けたアシジの聖フランチェスコの祈りに耳を傾けるのもいいかなと思います。

平和の祈り
神よ、わたしをあなたの平和の道具にしてください。
憎しみのあるところに愛を、争いのあるところにゆるしを
分裂のあるところに一致を、疑いのあるところに信仰を
誤りのあるところに真理を、絶望のあるところに希望を
闇のあるところに光を、悲しみのあるところに喜びを
もたらす者としてください。
慰められるより慰めることを
理解されるより理解することを
愛されることより愛することを
わたしに望ませてください。
わたしたちは、自分を捨てて自分を見出し、
ゆるすことでゆるされ、
すべてを捧げて永遠のいのちをいただくからです。

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